古い車両をEVに改造。

小型ディーゼルトラックのEV化は国内初

 自動車エンジニアリング会社であるヤマト・インダストリーは2024年4月8日、SBSホールディングス、IATと協業し、EV改造を加えた2tトラックの試験走行を行ったと発表しました。

 試験走行は3月18日と19日に愛知県幸田町の「幸田サーキットyrp桐山」で行いました。なお、量産を前提とした小型ディーゼルトラックのEV改造は、国内初の取り組みといいます。

 今後は、量販に向けて物流会社のSBSと連携を強化し、使用開始から10年以上が経過した三菱ふそう製の1.5tキャンターのEV改造から着手する予定とのことです。

 加えて同社は、IATが設計開発したEV改造キットを物流・流通市場へ展開するにあたって、まずは関東、そして全国へとEV改造・整備を行うパートナー企業を広く募集していく計画としています。