北海道教育委員会は28日付けで、18歳未満の女性と性交した小学校教諭など、計7人の教職員を懲戒処分にした。

加害と被害両方

北海道教委によると、旭川市立 大有小学校の川瀬諒太教諭(25)は、昨年11月にSNSで知り合った18歳未満の女性と性交した。

川瀬教諭は、今年2月に別の女性と自宅にいたとき、侵入した男に殴られる被害にあった。

この捜査過程で、自身の18歳未満女性との性交が発覚。

罪と罰

その後川瀬教諭は、道条例違反で略式起訴され、罰金50万円の処分を受けた。

(画像:北海道警察本部)

教委に聞き取りに、川瀬教諭は「信頼を裏切ってしまい、申し訳ない」などと謝罪。

28日付けで、懲戒免職となった。

傷害を負わせる

また、旭川市の特別支援学校・男性教諭(54)は、昨年9月に職員室で同僚の教諭と口論になった。

(画像:イメージ)

その際に、同僚教諭の左側頭部を平手でたたき、顔面打撲などの傷害を負わせた。

男性教諭は、減給1か月の懲戒処分に。

「児童が従わないためやった」

苫小牧市の小学校・男性教諭(54)は、昨年5月の書道の授業中、指導に従わない児童に腹を立てた。

(画像:イメージ)

そのため、児童の前頭部を、教諭が右手に持った文鎮で突いた。

教委の聞き取りに、「児童が従わなかったためにやった」などと話したという。

教諭は、減給2か月の懲戒処分。

さらに、車内で女子高生を抱きしめた中学校教諭など、計7人の教職員が、28日付けで懲戒処分となった。