益田市に本社を置くホームセンター・ジュンテンドーとJAしまねが地域の農業振興を目的とした業務提携を結びました。

JAしまね 石川寿樹 組合長:
「島根県同士の企業・組織が一緒になって事業展開をしていくこれまた非常に画期的なこと」

業務提携を結んだのは島根県内で18店舗を展開する「ジュンテンドー」と、同じく県内に11の地区本部がある「JAしまね」です。

ジュンテンドーでは、これまでもJAしまねの一部地区の植物苗やコメ、正月飾りなどの商品を扱っていましたが、今回の提携によりJAマークのついた肥料や農薬なども販売することになり、商品ラインナップの充実を図ることができます。

一方、JAしまねは植物苗などの品をJA経由でジュンテンドーに納入することで、組合員の売り先の確保につなげる狙いです。

ジュンテンドー 飯塚正 社長:
「農業用品を一生懸命販売すると掲げている会社としては、非常に大きな意義がありますし、経営に与える影響は大きいと思っている」

4月20日からジュンテンドー江津店がJAマーク品の取り扱いをはじめ、その後順次、店舗数を増やすということです。