東京電力福島第一原発の構内で、22日、作業員が鉄骨に指を挟み、けがをする事故がありました。

東京電力によりますと、22日午前8時半すぎ、福島第一原発の2号機南側で協力企業の30代の男性作業員が、鉄骨に右手の中指を挟む事故がありました。

男性作業員は通路を設置する作業を行っていたということで、午前10時すぎ、福島県内の病院に救急搬送されたということです。

男性作業員は、中指を開放骨折する重傷とみられています。

東京電力は、当時一緒に作業を行っていた他の作業員から聞き取りを行うなどして、事故の経緯や原因を調べています。