能登半島地震で甚大な被害を受けた富山県氷見市を11日、小里泰弘内閣総理大臣補佐官が視察に訪れました。

このうち氷見漁港では、能登半島地震の影響で護岸の破損や液状化による地盤沈下などの被害が出ていて、小里補佐官は県職員からの説明を受けながら、被災地を確認しました。

また、地震で破損や漏水があった農業用水路の復旧状況を視察、田んぼに水を送るための国営パイプラインが先月27日で補修を終えたことを確認しました。

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その後、県庁で新田知事と面会し、知事から農林水産業に関する支援被災者の生活再建など6つの項目が書かれた要望書を受け取りました。

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小里補佐官は、現場に届く対策となるように現場に寄り添った対策に政府をあげて努めてまいる所存だと話しました。

記者:「政府として具体的なスケジュールは?」

小里補佐官:「急ぐべきものは急ぐ(農業については)まずは仮復旧、そして作付け、刈入が終わったあとの本格復旧、それぞれやるべきことが見えているわけであります。それに合わせる形で、なるべく早め早めに手を打っていく必要があると思います」