日本相撲協会は、きょう、大相撲夏場所の番付を発表しました。
佐渡ヶ嶽部屋に所属する琴ノ若は、元横綱「琴櫻」を襲名し、大関として2場所目に臨みます。新たな一歩を踏み出した「琴櫻」に山形県内からも期待の声が聞かれました。
琴ノ若は、尾花沢市出身の佐渡ヶ嶽親方を父に持ち、今年の初場所後に大関に昇進し、春場所は大関・琴ノ若として出場していました。
日本相撲協会はきょう、夏場所の番付を発表。琴ノ若は母方の祖父の元横綱「琴櫻」を襲名し、西の大関となりました。そうした中、こちらの尾花沢市のスーパーでは、開店を待つ人の列が。
お客さん「きょうは特別な日です。応援してます、地元なので」
「おはようございます、どうぞ〜!いらっしゃいませ〜」
この人だかりのワケは・・・?
深田倫寛 記者「きょう、おーばんでは琴ノ若改め、琴櫻への改名を祝して、こちらの琴櫻タオルを配布しています」
社長が佐渡ヶ嶽部屋の後援会長を務めているおーばんでは、きょう、県内20店舗で3000円以上の買い物をした合わせて5000人に「琴櫻タオル」がプレゼントされました。
買い物客「3000円以上は買うべな」
買い物客「3000円以上ですね、タオル貰えるんで。8月に尾花沢場所があるので楽しみにしています」
買い物客「これから横綱ですよね、横綱になってほしいです。尾花沢場所があるので、それまで取っておく」
「3000円以上です。どうぞ〜。」
期待の表れでしょうか。
こちらの店に250枚あったタオルは、なんと、開店からわずか1時間半でなくなったそうです。
おーばん南尾花沢店 長瀬久子 店長「たくさんの行列を作っていただき、開店待ちということで、地域の尾花沢市民も応援していますので、がんばってほしいと思います」
たくさんの応援を背に「琴櫻」は、来月12日から東京の両国国技館で行われる夏場所に臨みます。