【避難指示　継続】山形県南陽市の山火事　鎮火のメド立たず、きょうも消火活動続く　焼失面積はさらに拡大か

山形県南陽市でおととい発生した山火事は、いまだ鎮火にいたらず、けさ、消火活動が再開されました。

おととい午後1時前に南陽市宮内の山で起きた火災は現在も燃え続けていて、きょうも朝6時から自衛隊のヘリによる消火活動が行われています。

火元となった秋葉山の山頂付近の山小屋とトイレが全焼したほか、山林の焼失面積はおよそ95ヘクタールにのぼっています。焼失面積はさらに増える可能性があります。

きょう午前に撮影した最新のヘリからの画像です。

周辺の家などに燃え移る可能性があることから、市では付近の地区の148世帯410人に避難指示を出し、住民に避難を呼びかけています。

中川地区　川樋（上）　→　避難所:川樋公民館または中川公民館

中川地区　新田　→　避難所:川樋公民館または中川公民館

宮内地区　内原　→　避難所:宮内公民館

避難の理由について、南陽市は「林野火災の延焼の恐れがある」としています。

きのう夜には15世帯の計27人が避難所に避難していましたが、けさ早く帰宅したということです。いまは誰も避難せず様子を見ているとみられます。

しかし避難指示は継続しているため、引き続き注意が必要です。