女優の上白石萌音(26)が主演を務め、「SixTONES」の京本大我(29)と凸凹バディーを組むテレビ朝日系ドラマプレミアム「霊験お初〜震える岩〜」(5月4日、午後9時放送)に、歌舞伎俳優の坂東彌十郎(67)、俳優の満島真之介(34)らが出演する。
同作は、作家・宮部みゆき氏の傑作時代小説が原作。不思議な力=“霊験”を宿した町娘・お初(上白石)と“草食系”の与力見習い・古沢右京之介(京本)が“凸凹バディー”を結成し、江戸の町で起きた奇怪な連続殺人の謎に迫っていく時代劇×ミステリー。
彌十郎が演じるのは、世間でささやかれる不可思議な奇談を収集し、「耳袋(みみぶくろ)」と名づけた書物にまとめたことで歴史に名を残した、実在の南町奉行・根岸肥前守鎮衛。不思議な力に目覚めたお初の苦悩を理解し、成長を温かく見守るよき理解者であり、お初のサポート役として右京之介を引き合わせる役どころ。彌十郎は「私には悪人役のオファーが多いのですが、今回はお初と右京之介を見守る良き理解者という役どころでしたし、キャストのみなさまのお名前を聞いて一段と楽しみになりました」とコメント。
満島は、お初の兄で岡っ引きの六蔵役。お初とは血のつながりがないものの、妹を大切に思う愛情深き六蔵は、お初と右京之介の捜査を力強く支える。「昔から時代劇は大好きで“人情あふれる役をいつかやりたい”と思っていたので、“ついにきたか!”と胸が躍りました」とオファーに大喜び。「現場では、上白石さんと京本さんの撮影に向かう姿勢やスタッフさんとの関わり方から、お二人のすてきな人間性が開放されているのを感じて、すごく触発されました」と話し、「撮影が後半になるにつれて、僕の熱いトークはちょっとずつスベりはじめたんですけど(笑)、最高のチームと出会うことができてとても幸せな時間でした」と手ごたえたっぷりに語っている。
また、右京之介の父・古沢武左衛門重正を高嶋政宏、お初の義理の姉を野波麻帆、右京之介の叔父・小野重明を宮野真守が演じるほか、倉科カナ、味方良介、和田正人も出演する。