歌手の島谷ひとみ(43)とHIPPY(43)が発起人となった音楽フェス「PEACE STOCK 79’」が6月29日に、長崎県佐世保市のハウステンボス特設会場で開催されることになり9日、島谷らが、長崎県庁を訪れ、大石賢吾知事を表敬訪問した。
同フェスは「平和感の共有、戦後継続している平和継続年数の共有」を目的として立ち上げられ、昨年 11 月 12 日に広島市で初めて開催され、約1万人を動員した。ロゴ内の「79’」は戦後 79年目という、平和継続年数を周知することを意味しているという。
同フェスには発起人の二人のほか、永井真理子、HKT48、川崎鷹也ら多くのアーティストをはじめ、地域で活躍するアーティストなどにも出演を依頼。ステージから平和のメッセージを発信していく。
島谷は「去年からスタートしたPEACESTOCKが今年、長崎へと羽ばたいて行く事に対し、とてもうれしく思っています。我々アーティストで立ち上げたPEACESTOCKは、ただ音楽フェスをやりたい! と言うことではなく、エンターテイメントを通じて、平和教育だったり、子どもたちへの将来の選択肢の幅を広げてあげたい。そして、地域とのコミュニケーション、いざという時のマンパワー!すなわち、人と人が一つになって力を合わせる。手を繋いで世界を一つに! これを目指しております。この時代に足りないものをともに見つけられたらと思っています。ぜひ長崎県の皆さまのエネルギーをお借りし、みなさんと心一つになれることを願っております」とコメント。
HIPPYも「広島で開幕したPEACE STOCKが長崎でも開催できること心から感謝いたします。戦後から復興していく景色の中で今があるという幸せ、みなさんと喜び分かち合う瞬間を描き、朗らかなPEACE ACTIONをともに、ハウステンボスでお逢いできること心から楽しみにしています」とコメントした。
※写真は(右から)HIPPY、大石賢吾長崎県知事、島谷ひとみ、坂口克彦ハウステンボス会長