日本政府は、イランの首都テヘランなどの危険情報を引き上げました。不測の事態が発生する恐れがあるとして、イラン全土への渡航を止めるよう求めています。

林官房長官
「危険レベルを全土3以上『渡航中止勧告』に引き上げまして、在留邦人に対して定期商用便が運航されている間の出国を検討するよう呼び掛けている」

 外務省によりますと、およそ400人の日本人がイラン在留の届けを出していることから、政府は自主退避を呼び掛けています。

 林官房長官は「これまでに在留邦人の生命身体に被害が及んだとの情報には接していない」としています。