崖っぷちに立たされた岸田総理に「打つ手」はあるのでしょうか。
■衆院3補選 “全敗”の衝撃
日々、癒しをもらっていたのは2匹の亀でした。
「おはよう!」
全国屈指の自民王国で勝利した、立憲民主党の亀井亜紀子さんです。
「すっきりした気持ちで朝を迎えました」
岸田政権に深刻な打撃を与える結果となった3つの衆議院補欠選挙。
これまで、すべて自民党の議席でしたが、結果はすべて立憲民主党が議席を獲得。自民党は不戦敗を含めて全敗しました。
唯一、与野党一騎打ちの構図となった島根1区は、裏金事件などを背景に立憲民主党に強烈な追い風が…
「蓮舫さ〜ん、触らせて〜」
「自民党、派閥政治、何をやってるか?裏金じゃないですか」
「説明責任を果たさない。納税責任、果たさない。処分はない。反省がないってことです」
「この自民王国島根から反乱を起こすことによって、岸田政権に一撃を食らわせて、島根から政治を変える」
一方の自民党にとってこの島根1区は、名だたる自民党幹部を生み出してきた保守の牙城です。
「今回の選挙残り8日間、合言葉はこれです。逆転の錦織」
「島根で負けるということは日本全国で負けるということだ。ただの負けとは意味合いが違う」
「自民党こそ変わらなければならない」
そんななか、立憲民主党側が勝利を確信させるような出来事が起きていました。
「あれでゲームセットになった可能性あるよ」