先月、日本代表からの引退を発表したバドミントンの桃田賢斗選手です。今月8日に最後の代表活動を終え、帰国したばかりの桃田選手に話を聞きました。29歳の若さで代表引退となりましたが、一切の迷いはありませんでした。
■代表引退「肩の荷が下りた」
「代表引退お疲れ様です」
「最後の代表戦はどんな気持ちで臨んだんですか?」
「代表引退会見から肩の荷が下りたというか」
「やっぱ続けようかなとは思わなかったですか?」
「全くなかったです(笑)」
先週、中国で行われた国別対抗戦、トマスカップ。日本は準々決勝敗退となったものの、桃田は出場した3試合で全勝。
頂点を極めたヒーローの最後の雄姿に、大声援が送られます。
さらに、国際バドミントン連盟は異例の引退会見を行い、会場には入りきれないほどの記者が駆け付けました。
「マレーシアのファンは相手が地元選手でも桃田を応援します。まれにみる才能の持ち主だったと思います」
「とても悲しいですが、彼の決断を尊重したいと思います」
「世界の反応がすごい」
「めちゃくちゃ応援してもらえて、それがうれしかったですね。この10年間本当に頑張ってきてよかったなって思えた瞬間でした」