イスラエル軍 大部分が撤収のガザ南部 住民らが一時帰宅も壊滅的な被害
地元男性
「家が壊されているのはもう分かっている。がれきをどけてシャツだけ取りに行く」
イスラエル軍は7日、1個旅団を残してガザ地区南部ハンユニスから地上部隊を撤収させました。
最南部ラファに避難していた住民らは、自宅に荷物を取りに行くためハンユニスを目指しました。
しかし、彼らが目にしたのは慣れ親しんだ街の変わり果てた姿でした。
地元男性
「家がどうなったか見に来たが、何も見つからなかった。ただのがれきだ。ここには住めない」
住宅だけでなく病院も甚大な被害を受けています。
イスラエル軍の攻撃によるガザ地区南部の壊滅的な被害が徐々に明らかになってきました。