イタリア・ボローニャで9日、水力発電所で爆発があり3人が死亡し、4人が行方不明となっています。

 イタリアメディアによりますと、9日午後3時ごろ、ボローニャのアペニン山脈にある水力発電所で大規模な爆発が発生しました。

 当時、敷地内では作業員15人がポンプの修理をしていて、3人が死亡、4人が行方不明になっていて、5人が重傷だということです。

 爆発したのは地下8階にあるタービンとみられますが、詳しい原因は分かっていません。

 事故が起きた水力発電所は当初はボローニャとフィレンツェ間の鉄道に電力を供給するため、1970年代に建設されました。

 地元の消防が40人体制で行方不明者を捜索していますが、爆発によって建物の一部が水没していて、救助活動は難航しています。