大使館空爆を巡って緊張が高まるなか、イランの革命防衛隊の部隊がペルシャ湾でイスラエルに関連する貨物船を拿捕(だほ)しました。

 イランのタスニム通信などは13日、革命防衛隊の部隊がペルシャ湾を航行していた貨物船「MSCアリエス」を拿捕したと報じました。

 この船はポルトガル船籍で、イスラエル系富豪の会社が所有しているとしています。

 イスラエルのメディアも、この船はイスラエル資本と関連があるしたうえで、UAE(アラブ首長国連邦)からインドへ向かっていたと報じています。

 今月初めのシリアにある大使館空爆を巡り、イランとイスラエルの間では緊張感が急速に高まっていて、9日にはイラン革命防衛隊の海軍のトップがホルムズ海峡を封鎖することもありえると警告していました。