アフガニスタン中部で外国人観光客ら6人が銃撃されて死亡した事件で、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しました。

 世界遺産で知られるアフガニスタン中部のバーミヤンで17日、武装グループによる銃撃があり、スペイン人観光客3人とアフガニスタン人3人の合わせて6人が死亡しました。

 また、外国人を含む7人が負傷しています。

 AP通信によりますと、過激派組織「イスラム国」が19日、観光客とガイドが乗ったバスを襲撃したとする犯行声明を出しました。

 襲撃について「欧州連合の人々がどこにいようと標的にするというイスラム国の指導者の指示に応えたものだ」と主張しています。

 タリバン暫定政権の治安当局は、これまでに容疑者7人を拘束したということです。