3.リーガ(ドイツ3部)のアルミニア・ビーレフェルトに所属する日本人MF水多海斗(23)が手錠をかけられたという。ドイツ『ビルト』が伝えた。

マインツのセカンドチームから今シーズン加入した水多。今シーズンのドイツ3部では22試合に出場し4ゴール5アシストを記録している。

チームの中心にもなっている水多だが、まさかのスキャンダルが発覚。16日の夜に逮捕されていたことが判明した。

『ビルト』によると、16日の1時45分ごろ、ビーレフェルトのディスコ「カフェ・ヨーロッパ」の前に警察が出動した。暴徒がディスコの前でトラブルを起こしたとして通報されたが、それが水多だったという。

水多はディスコに入れてもらえなかったとのこと。その後、ディスコのスタッフが警察に通報。水多がその場を立ち去ることを拒否したとのことで、手錠をかけられて連行。拘留されたという。

水多は酒に酔っていた状態だったとのことで、独房で一晩を過ごすことに。朝には釈放されたという。

プロイセン・ミュンスター戦の前に記者会見に臨んだミッチ・クニアト監督は「この事件のことは承知している」とコメント。「カイトはすぐにクラブとチームに謝罪した。どのように進めるかは内部に残っており、土曜日にチームに加わるかどうかもまだ明らかではない。もちろん、我々の状況においてそのような出来事は好ましくない」とコメント。何らかの処分がクラブから下されることになるようだ。

2部昇格を目指すビーレフェルトは、3部でも苦戦。残留争いの真っ只中におり、チームを牽引していた水多の不祥事は大きな痛手となることは間違いない。