ジョージア代表のウィリー・サニョル監督が、初のユーロ出場を喜んだ。フランス『レキップ』が伝えた。

26日、ユーロ2024予選プレーオフ決勝が行われ、ジョージア代表はギリシャ代表と対戦。堅い試合となった中で120分間を通じてゴールは生まれず。PK戦の末にジョージアが勝利を収めた。

ジョージアにとっては初の国際大会の出場。悲願のユーロ出場を決めたサニョル監督は、現役時代はサンテチェンヌ、モナコ、バイエルンでプレー。フランス代表でも右サイドバックを支えるなど活躍。引退後はU-21フランス代表やボルドーで監督を務め、バイエルンでも暫定監督を経験。2021年2月にジョージア代表監督に就任していた。

就任後、カタール・ワールドカップ予選では結果を残せなかったものの、UEFAネーションズリーグ2022-23では無敗で終え、今回のユーロ予選もスペイン代表、スコットランド代表、ノルウェー代表などと同居した中でグループステージを勝ち上がり、ついに悲願を達成した。

サニョル監督は「過去には私が辞めるべきだったと考えている人もいた」とコメント。それでも、時間が掛かるものだと考え、ここまでやり続けてきたことを誇りに思っているとした。

「私が時々説明しようとしているのは、何かを達成したいならば、時間が必要だということだ。サッカーでは1カ月や半年で全てを変えることなどできない。時間が必要なんだ。常に、何事にも時間は必要だ」

「今日のような感覚を味わうためならば、お金を払っても良い。試合前に聞かれたとしてもだ。最高の気分だ」

「この3年間ずっと良い気分だったし、素晴らしい人たちに囲まれていた」