アタランタ愛が強いオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)だ。オランダ『Voetbal International』が伝えている。

アタランタは11日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでリバプールに勝利。それも敵地アンフィールドにて、1-0でも2-1でもなく、まさかの「3-0」…ベスト8進出へ“大きく”前進だ。

フル出場したコープマイネルスはチームの核にして、今夏ビッグクラブ間の争奪戦も噂される実力者かつ人気銘柄。イタリア国内だけでなく、マンチェスター・ユナイテッド、そして今回対峙したリバプールから大きな関心を寄せられる。

先日自らもステップアップ希望を公言したが、同時に「アタランタが好き。ここに大きなお金(移籍金)が落ちることも重要」とコメント。リバプールに完勝した直後にこの件を問われると…

「何もかも素晴らしい…アンフィールドはフットボーラーなら誰もが立ちたい舞台だからね」

「けど、やっぱり必ずしもアタランタを離れる必要はないかな。ベルガモでの時間を心から楽しんでいるんだ。アタランタがエネルギーに溢れ、優秀な選手が揃う、欧州レベルでも戦えるトップクラスの集団だと証明できたよね。僕はいち選手として野心を持つが、『絶対に次の一歩を』とは思っていない」

「今日の90分間を毎回再現できるならEL優勝は間違いない。現実には1試合だから、来週のリターンマッチも可能な限りベストを尽くすよ。今日の結果がクラブ史に与えるインパクトは絶大だ」

ビッグクラブに憧れる野心と、アタランタへの愛。その狭間にいる26歳だが、ここに来て徐々に後者が強くなっているようだ。

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