ボーンマスに逆転勝利の4位アストン・ビラがリーグ戦3試合無敗!【プレミアリーグ】
3日前に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準々決勝2ndレグのリール戦をPK戦の末に勝利しベスト4進出を決めた4位ビラ(勝ち点63)は、その試合から先発を2人変更。ECLで負傷したザニオーロと出場停止のドウグラス・ルイスに代えてベイリーとロジャーズを先発で起用した。
リーグ戦2試合勝利のない13位ボーンマス(勝ち点42)に対し、立ち上がりから攻勢を続けるビラはアタッキングサードまでボールを運ぶが、フィニッシュの場面での連係ミスが目立ち、なかなか決定機を作り出すことができない。
徐々にボーンマスにペースが傾く中、ビラは28分にピンチを迎える。クライファートのパスでボックス左に侵入したケルケズをDFルッソがやや軽率なスライディングタックルで倒してしまい、痛恨のPK献上。このPKをソランケにゴール左に決められた。
ハーフタイムにかけては拮抗した展開が続き、このまま前半終了かと思われたが、ビラは前半終了間際に試合を振り出しに戻す。追加タイム1分、自陣でのボール奪取からドリブルで持ち上がったベイリーが絶妙なパスで左サイドへ展開。これを受けたロジャーズはそのままボックス左深くまで切り込むと、守備に戻ったDFスミスを冷静にかわし、ニアサイドへシュートを突き刺した。
1-1で迎えた後半、再びスコアを動かしたのはビラだった。57分、ロジャーズのスルーパスをバイタルエリア左で収めたワトキンスがGKとDFの間に完璧なラストパスを供給。最後はゴール右手前に走り込んだディアビがワンタッチシュートをゴール右隅に流し込んだ。
逆転に成功したビラは78分にも、ディアビのパスからゴール前に侵入したワトキンスが飛び出したGKを引きつけて、ゴールエリア左横から中に折り返すと、これを逆サイドから走り込んだベイリーがゴールに流し込み、3点目を奪った。
リードを2点に広げたビラは83分、セメンヨのミドルシュートをGKマルティネスが弾くと、こぼれ球をウナルに押し込まれたが、これはオフサイドの判定に救われた。
結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。逆転勝利したビラが、2試合未消化の5位トッテナムとの勝ち点差を6ptに広げている。
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