マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が大勝を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

消化試合数が1試合多い首位アーセナルを1ポイント差で追う2位シティは、4日のプレミアリーグ第36節でウォルバーハンプトンと対戦。ホームでリーグ戦6連勝を狙った。

この試合で爆発したのはノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。まずPKで1点を決めると、高い打点のヘディングから2点目を奪い、前半アディショナルタイムには再びPKを沈めて前半のうちにハットトリックを達成した。

後半は1点を返されたが、ハーランドが今度は左足で決めて4点目。終盤にはアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスがダメ押しし、5-1の大勝とした。

試合後、グアルディオラ監督は「最も重要なのは残りの2週間だ」とコメント。アーセナルに再びプレッシャーをかけた中、優勝に向けて最後まで勝ち続ける必要があると述べ、内容も振り返った。

「あと3試合だ。9ポイント獲得すればチャンピオンになれる。7ポイント、6ポイント、3ポイントならアーセナルがプレミアリーグで優勝するだろう」

「(今日の)結果は5-1だったが、本当に良い内容だったとは感じていない」

「我々はシンプルなボールを含め、たくさん失ってしまった。ハイプレスをかけてくるなら、フィル(・フォーデン)、ケビン(・デ・ブライネ)、フリアンが走り回ってくれる。私はウルブスが持っているパターンを高く評価している。ファン(・ヒチャン)、(マテウス・)クーニャはいつだって脅威だ」

また、この試合で4得点をあげ、今シーズンのリーグ得点数を「25」に伸ばしたハーランドにも言及。ケガから復帰後、ようやくトップフォームに戻ってきたと感じているようだ。

「今日、彼はやってのけたし、(前節の)ノッティンガム・フォレスト戦でもゴールを決めていた。彼は以前ケガをしていた」

「彼は背が高いから、トップフォームに戻るには時間が必要だ。より早く準備が整うジェレミー(・ドク)やフィル、フリアンとは違う」

「彼のパフォーマンスと並外れたゴールにとても満足している。ペナルティも同様だ。それが時に簡単ではないことを我々は知っているからだ。彼のことを本当に嬉しく思っている」

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