ボーンマスの元イングランド代表FWドミニク・ソランケ(26)が今夏で移籍か。

チェルシーの下部組織が育て、21歳で加入のリバプールでは一切爪痕を残せず、2年後の2019年夏にボーンマスへ放出されたソランケ。ただ、中堅どころの年齢となった近年は脂が乗る。

20-21シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で15得点11アシストと“センターフォワード”らしくなってくると、翌季は29得点を叩き出してリーグ得点王の“点取り屋”に。

昨季は3年ぶり復帰のプレミアリーグで33試合6得点7アシストだったが、残留ノルマのボーンマスでケガを除いてフル稼働し、ほぼフル出場。再び臨機応変な“センターフォワード”として機能した。

そして今季はここまでプレミア全32試合に先発出場して「17」得点。この数字でも選手層が厚いイングランド代表に返り咲けないのが残念だが、得点ランキングは4位タイにつけ、個人の栄冠ももちろん視野に入る。まさに“点取り屋”だ。

不遇の若手時代を経て、数字と数値化できない貢献、どちらもこなせるようになったソランケ。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、アーセナル、トッテナム、ウェストハムのロンドン勢がリストアップ中だという。

獲得に本腰を入れそうなのはウェストハム。ボーンマスはソランケ本人が退団希望なら今夏の売却もアリと考え、流石はプレミアリーグ、中堅ウェストハムでも評価額5000万ポンド(約96億2000万円)を満額支払うメドが立っているとのことだ。

進化したソランケの去就やいかに。

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