衆議院旧新潟6区選出の立憲民主党・梅谷守議員について、21日、党本部で処分についての議論が交わされました。しかし、処分内容に党内から意見があがり、決定は持ち越しとなりました。

◆立憲民主党 岡田克也幹事長
「捜査当局の判断が出ていない前提で党の対応をすると、私はできるだけ(当局の)判断が出てからと思っていたが、3カ月たったので、いったん党としての判断をした方がいいと。」

立憲民主党は、午後の党常任幹事会で梅谷議員の処分について協議。関係者によると、梅谷議員に対して「1カ月の党員資格停止処分」が提案されたということです。しかし、党内から処分内容に関して意見が出たとして、次回の常任幹事会まで決定を持ち越すことになりました。

◆立憲民主党 岡田克也幹事長
「(Q.どんな処分?)党の中の会議なので、それを申し上げることはない。再度、役員会などで議論したうえで提案したい。」

今年2月、関係者に日本酒を手渡す姿が報じられた梅谷議員。直後に国会内で取材に応じ「軽率だった」と謝罪していますが、現在まで地元での説明や謝罪は行っておらず、県連の会議にも姿を見せていません。4月には糸魚川市の行政書士が公職選挙法違反の疑いで刑事告発していて、新潟地検と県警はこれを受理しています。

◆立憲民主党 岡田克也幹事長
「捜査当局がどういう判断をするかは党の判断に影響する。捜査当局が一定の判断を下せば、それに基づいて党としての対応をもう一度考え直すことはある。」

また岡田幹事長は、処分検討のタイミングについて、選挙や政局は「全く関係ない」としています。