メレルの人気トレイルランニングシューズ「AGILITY PEAK 5」をタクティカルシューズとしてアップデートさせた新モデルが登場。フツーのトレランシューズとは何が違うのでしょうか?

人気トレランシューズをアップグレード

 米国発のアウトドアブランドであるメレルから、堅牢性と俊敏性を兼ね備えた最新のタクティカルシューズとして「AGILITY PEAK 5 TACTICAL MID GORE-TEX(アジリティ ピーク 5 タクティカル ミッド ゴアテックス)」が登場しました。

 本作は2023年秋に発売され、機能とスタイル性を兼備したハイパフォーマンスシューズとして一気にトップモデルに躍り出たトレイルランニングシューズ「AGILIY PEAK 5」の“タクティカル”モデルです。

 その特徴について、メレルの輸入総代理店を務める丸紅フットウェアのメレルPR・駒井美月さんは次のように話します。

「『AGILITY PEAK 5』は、独自のハイパフォーマンスミッドソール“FLOATPRO”による着地安定性や、業界随一のハイパフォーマンスアウトソール“VIBRAM MEGAGRIP”により、長距離・長時間、あらゆる地形での活動において、パフォーマンス性を最大化させる高機能厚底ソールユニットを搭載したトレイルランニングシューズです。

 この『AGILITY PEAK 5』が持つ機能性とスマートネスをタクティカルシリーズへと応用し、大胆なアップデートを実現した最新モデルが『AGILITY PEAK 5 TACTCAL MID GORE-TEX』です」

●各パーツを見直すことで耐久性を大幅に向上

「AGILITY PEAK 5 TACTCAL MID GORE-TEX」で注目すべきポイントは、従来のパフォーマンスに付加した堅牢性の増強です。

 そのひとつが、引裂強度の高いリサイクルウーブンアッパーを採用している点。さらに、アッパーの内側側面を凹凸のあるタフなデザインのラバーパーツで補強することで、耐久性も大幅に向上させているのも見逃せません。

 また、つま先部のトゥバンパーが外部からの衝撃を軽減。さらに、防水透湿性に優れたゴアテックスメンブレンを搭載することで、突然の荒天にも屈することなくシューズ内をドライな状態に保ちます。

 フットベッドには、長時間の活動でも足をサポートする“COMFORTBASE”フットベッドを使用しており、ハードな環境下でも快適な履き心地を実現します。

 ミッドソールには、相反する軽量性と耐久性をあわせ持ち、反発弾性・クッション性に優れたサステナブルミッドソール“FLOATPRO”フォームを採用。加えて、前足部の底部には、地面からの突き上げ対策になるESSフォームのロックプレートを搭載し、足裏の安定感を生み出すとともにスムーズな踏み込みを促進するロッカー構造を採用しているのもポイントです。

 そしてアウトソールには、“Vibram MEGAGRIP×Vibram TRACTION LUG”アウトソール(ラグ深5mm)を搭載。ぬれた路面やラギッドなトレイルで最高レベルのグリップ性を発揮します。

「AGILITY PEAK 5 TACTICAL MID GORE-TEX」のカラーバリエーションは、ミリタリーカラーで足元に武骨なルックスを演出するコヨーテと、屈強な印象を魅せるブラックの2色。よりカジュアルかつファッション感覚で履けるローカットタイプの「AGILITY PEAK 5 TACTICAL GORE-TEX」も同じ2カラーをラインナップします。

●製品仕様
■AGILITY PEAK 5 TACTICAL MID GORE-TEX
・価格(消費税込):2万8600円
・サイズ:25.0〜28.0、29.0、30.0cm
・カラー:コヨーテ、ブラック