シトロエンは欧州にて、コンパクトSUV新型「C3エアクロス」の画像を発表しました。どんなクルマなのでしょうか。

人気の欧州コンパクトSUVが2代目に進化

 ステランティスの仏ブランド、シトロエンは2024年4月18日、欧州にて新型「C3 AIRCROSS(C3エアクロス)」の画像を初公開しました。

 C3エアクロスは、フランス本国をはじめとする欧州市場では2017年10月に発売され、その20か月後には累計販売台数20万台に到達したというヒットモデルです。

 日本では2019年7月より発売され、2021年11月にはマイナーチェンジモデルが登場、新世代シトロエンのデザインコードを取り入れたLEDヘッドライトが特徴的なフロントマスクに変更されました。

 そんな初代C3エアクロスも2024年1月に生産終了、日本では特別仕様車が発売されました。

 今回、欧州で画像が公開された新型C3エアクロスは2代目モデルとなります。

 新たなシトロエンのスタイル言語が組み込まれたエクステリアは、よりモダンで一貫性のあるものへと変更。フロントにはシトロエンの新ロゴが掲げられ、タフでスタイリッシュなSUVデザインとなっています。

 従来の丸みを帯びた優しげなデザインから、角張った筋肉質のスタイリングに移行しているのも特徴です。

 全長は4390mmと先代モデルと比較し230mm延長、広々とした室内空間を提供します。カテゴリーで最大となるホイールベースを採用することで、リアシートの足元スペースも拡大。またに室内には2つの折りたたみ式シートを備え、最大7人が快適に乗車することが可能だといいます。

 パワートレインは内燃機関(ICE)モデル、電気自動車(EV)に加えハイブリッドも用意される予定です。

 詳細については、2024年夏の発売が近づいた頃に発表される予定といいます。