東京の桜の名所、目黒川のほとりに建つ「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」では、5回目を迎えるSAKURAシーズンがスタート!今年も新しい“SAKURAビバレッジ”が登場するとともに、幻想的な夜桜ライトアップが展開されている。

新たな桜の風物詩として誕生したのは、“和”からインスピレーションを得たというSAKURAビバレッジ2種。1階のメインバーでは、「桜餡」にスパイスを組み合わせた“進化系和菓子”のようなビバレッジ「さくら クリーム ラテ」(イートイン1050円、テイクアウト1031円)が登場している。

これは、あんこパウダーとシナモンの組み合わせで「桜餡」のフレーバーを表現したラテ。あんこと相性の良いソイミルクと桜の花びらがベースに使われており、上品な甘さを楽しめる。

飲んでみると、エスプレッソやあんこパウダーのおかげで、かなりコクのある味わいだった。そして、ふんわりと浮かんだクリームと、塩気のある桜パウダーのトッピングを合わせたことで感じられる優しい甘じょっぱさもポイントに。全体的にはそこまで“あんこ感”や甘ったるさは感じなかったので、コーヒー好きの人にもおすすめだと思えた。

続いて、3階のARRIVIAMO(TM)バーから登場した「スプリング ブロッサミング アリュール」(イートインのみ2200円)も紹介。こちらは、「ロースタリー 東京」の春の人気商品「さくらアリュール」(国産の緑茶、ハイビスカス、パイナップル、マンゴー、バラの風味を楽しめるティー)と、辛口のスパークリングワイン、バイソングラスを漬け込んだウォッカを合わせた一杯。

もともと香りが桜餅に似ているとされているウォッカだそうで、グラスに近づくと、まさに春の香り!シロップが入っているので、辛口のスパークリングワインが飲みやすくなっており、下戸でもガブガブと飲んでしまいそうなおいしさになっていた。さらに楽しいのが、飲み進める過程で茶器から「さくらアリュール」を注いでいくこと。ここには、イチゴのシロップとローズのリキュールが入っているので、甘酸っぱさや華やかな香りがプラスされ、より芳醇な味わいを堪能することができた。

ちなみに、今年のSAKURAシーズンのインスタレーションの主役は「夜桜ライトアップ」となっている(※4月14日(日)まで。毎日、日没〜22時までを予定)。「ロースタリー 東京」の外観が桜カラーでライトアップされ、幻想的で鮮やかな夜桜をひと足早く楽しむような体験ができるのだ。

さらに今年は、本物の桜を施した「SAKURAボトルタワー」を楽しめる“お花見席”や、SAKURAシーズンならではのウォールアートも登場。館内全体で、目黒川の桜に包まれるような空間が演出されているので、新作とともにぜひチェックしよう。

取材・文=平井あゆみ