リユースショップのBOOKOFF等を運営するブックオフコーポレーション株式会社(以下、 ブックオフ)は、ブックオフの店頭に並ぶ古着を無償で提供し、自由にリデザインして行われるアップサイクルデザインコンテスト「Reclothes Cup(リクロースカップ)2024」のエントリー受付を専用Webサイトで開始した。

■「Reclothes Cup 2024」とは
Reclothes Cup 2024は、ブックオフの店頭で販売されている古着をテーマに、自由な発想でファッションアイテムとしての新たな付加価値を創造し、着る人、見る人をワクワクさせ、感動させられる作品を生み出すアップサイクルデザインコンテスト。

2021年に初めて開催し、今年で4回目の開催となるReclothes Cupは昨年度は394作品のエントリーがあり、国内最大規模のアップサイクルデザインコンテストに成長している。

応募部門は、全国の学生(高校生以上)を対象にしたデザイン部門と、学生から一般の人まで自由に参加できる販売部門で構成される。
※販売部門は、自分のブランドを始めて3年以上経過している人はエントリー対象外。

デザイン部門のグランプリ受賞者には、雑誌「装苑」(発行元:文化出版局)に作品が掲載されるとともに、賞金30万円が贈呈される。また、販売部門のグランプリ受賞者には、賞金10万円が贈呈され、2025年2月に開催予定のクリエイションの祭典「NEW ENERGY TOKYO」への合同出展が計画されている。

審査員長には、雑誌「装苑」の元編集長で文化出版局出版事業部長の児島幹規さん、審査員は、スタイリストとしてファッション雑誌・広告からタレントのスタイリングと幅広く活躍している相澤樹さんが務める。

■なぜ、ブックオフが「Reclothes Cup」を開催するのか
Reclothes Cupを運営しているブックオフは本だけではなく、服やスポーツ用品なさまざまなものをリユースという形で循環させ、モノの寿命を延ばすことを根幹としている企業だ。

実は、ブックオフではグループ全体で年間1000万着以上の服を取り扱っており、販売している服の中には、購入に至らず、役目を終えていく商品もある。ブックオフではリユース企業として、このような商品を使って自由な発想で着る人、見る人をワクワクさせ、感動させられる作品にアップサイクルすることで、現在起きている”衣服ロス(ファッションロス)”の解決に寄与する取り組みを行っている。Reclothes Cupを通じて、サステナブルアクションへの貢献のみならず、このコンテストから新進気鋭のファッションデザイナーを輩出し、ファッション業界を目指す学生からも登竜門と注目されるアップサイクルデザインコンテストになることを目指している。

■「Reclothes Cup 2024」エントリー概要
デザイン部門・販売部門ともに、ブックオフ店内にある販売価格1500円以下の古着を素材として利用。利用する古着は無料で提供。

⚫︎エントリー受付期間
2024年4月1日〜6月15日(土)まで
※エントリーフォーム:https://reclothes-cup.jp/entry-form/

⚫︎スケジュール
2024年6月15日(土):エントリー、デザイン画の提出締め切り
2024年7月8日(月):一次審査結果発表
2024年9月30日(月):作品提出締め切り
2024年12月1日(日):最終審査会

【デザイン部門】
ブックオフで販売する古着を使用し、自身が考えるアップサイクルを形にし、個性的でファッションの新しい可能性と未来を感じる作品を募集している。

⚫︎参加資格:高校生以上の学生であること、着脱可能な縫製された服を製作できること
グランプリ:1名、賞金30万円(副賞:雑誌「装苑」に掲載)
準グランプリ:1名、賞金10万円
ブックオフ賞:1名、賞金5万円

【販売部門】
今年のテーマはミリタリーフライトジャケットとして男女問わず人気を集めている“MA-1”。ブックオフで販売する古着を使用し、コンセプト、ターゲット、再現性を深く考え、実際に販売できる作品、人々が欲しい、着てみたいと思う作品を募集している。

⚫︎参加資格:学生から一般の方まで自由に参加可能
※自分のブランドを始めて3年以上経過している方は不可

⚫︎グランプリ:1名、賞金10万円
副賞:2025年開催「NEW ENERGY TOKYO」への商品出展予定