16日放送の番組『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)で、女性タレントたちが離婚にまつわるエピソードを告白。

二度の離婚も「揉めなかった」YOUさん

(※画像はイメージです)

番組では「後悔しない離婚の方法」について、離婚歴のあるタレントのYOUさん、鳥居みゆきさん、SHELLYさんらがトークを繰り広げました。

YOUさんは一児の母で、年下男性と二度の離婚を経験。離婚の際には「揉めなかった」そうですが、相手男性のほうが年下だったため、周囲からは「(YOUさんがお金を)払うべきじゃないか」などと言われたことを明かしました。

また、若槻千夏さんは「離婚するしないで揉めたことはないが、突然言われるかもしれない」、くりぃむしちゅーの上田晋也さんも「離婚を考えたことはないけど、奥さんが突然言い出すことはないとは言えない」といい、誰にとっても他人事ではありません。

また、タレントの鳥居みゆきさんは2019年に離婚を公表しましたが、その理由は「メッセージの誤爆」。夫とうまくいっていないときに、鳥居さんは「離婚かもしれない」とマネージャーにメールしたつもりが、送り先を間違え、なんと夫に送ってしまったそうです。夫からは「わかった」とシンプルなレスがあり、「な〜んちゃって!」と取り繕ったものの時すでに遅し、離婚に至ったといいます。

番組では女性弁護士が、離婚の際に「もらうべきお金をもらいそびれている人が多い」という事実を提示。たとえ妻が専業主婦だったとしても、貯金だけでなく、株や投資信託、不動産や車、退職金に至るまで、財産分与の権利があります。

また、慰謝料が発生するのは、離婚に至る原因がどちらかにあると判断できる場合。たとえば不倫などですが、これは肉体関係があるといえるかどうかが重要で、ただしデートやキスだけでは慰謝料を要求する材料にはなりません。「写真やメールのやりとりなど、明らかな証拠を手に入れることが大事」だと強調されました。

事実婚を選択したSHELLYさん

SHELLYさんは2014年に結婚して2人の女児を出産し、2019年に離婚を公表。現在のパートナーとは事実婚を選び、2022年11月には第三子が誕生しています。事実婚を選んだ理由についてSHELLYさんは「現状の結婚の形が平等じゃないと感じたので、もう一度そこに入ろうという気持ちが生まれなかった。違和感を結婚してからのほうが感じたので、柔軟な家族の形を作るなら事実婚のほうがいいなと思った」と話しました。

事実婚では婚姻届を出していませんが、社会上は夫婦として生活していることを指し、SHELLYさんは「困ることはない。保険や家族割も一緒に入れる」と実態を明かします。弁護士の解説によると事実婚でも財産分与はあり、慰謝料も発生するため不倫はNG。普段生活している分には法律婚と大きな違いは感じないようです。

元夫から離婚を切り出されたというSHELLYさんですが、「周りの人の話を聞いてても、離婚して後悔してる人ってひとりもいない。新たな人生が始まるので、ネガティブに捉えなくてもいい」と明言。

ただし、重要なのは「自分の収入があることで先の人生の選択肢が全然違う」ということ。SHELLYさん自身、「私がこんなに明るくいられるのは収入があったから。子どもたちを困らせることがない自信があったから」だといい、経済力を手放さないことはやはり人生を大きく左右するようです。