故イ・ソンギュンさんが薬物使用容疑を受けている間に亡くなったなか、故人の捜査情報を流出させた警察1人が逮捕された。

21日、多数のメディアによると、故イ・ソンギュンさんの捜査情報流出を疑われるインチョン(仁川)警察庁の警察官1人が緊急逮捕された。

同日、緊急逮捕された警察官A氏は、インチョン警察庁所属で、薬物使用を疑われた故イ・ソンギュンさんの捜査情報を盛り込んだ報告書を外部に流出した疑いを受けた。

これに対して警察は、A氏の逮捕と共に、所属部署を家宅捜査した。これを基に警察はA氏の捜査情報流出の経緯を調査する予定。

先月、国家捜査本部の関係者は、「キョンギ(京畿)南部警察庁の反腐敗・経済犯罪捜査対が必要な場所を家宅捜査し、関係者に対して調査中。最大限厳重で迅速に捜査する」と明らかにしたことがある。

続けて「故イ・ソンギュンさんの事件開始から召喚調査まで、捜査情報が持続的に流出した。公式的にインチョン警察庁の召喚の日付などを対外的に発表したことはない。捜査情報の流出があり、経路を捜査中」と付け加えた。

これに先立ち、故イ・ソンギュンさんは薬物使用を疑われた当時、警察内部の報告書が公開された。あるメディアはこれを報道し、警察はどのような経路でこの報告書が流出され、原本が撮られたのか、家宅捜査をしたりもした。

故イ・ソンギュンさんは昨年、麻薬類管理に関する法律上大麻・向精容疑を受けた。薬物の陰性が出た故人は、3度の警察の調査を受けながらも容疑を否認した。

しかし、故イ・ソンギュンさんは3度目の召喚調査の後に亡くなった。事件は「公訴権なし」として締めくくられ、故人の悲報に大衆たちは警察の無理な調査を皮肉った。一部では捜査情報が流出し、故人を極端な状況(自死)に追い込んだとし、警察に向けた世論が沸き立った。

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