スジ(元miss A)と俳優のパク・ボゴムが「ワンダーランド」を通じて初めて演技の呼吸を合わせた。

映画「ワンダーランド」は、亡くなった人を人工知能で復元するビデオ通話サービス「ワンダーランド」を通じて愛する人と再会する物語。

劇中のスジは事故で横になっている彼を「ワンダーランド」で復元させたジョンイン役を引き受け「ワンダーランド」の世界と現実の間、心の亀裂を細心に描き出し愛する人と共にする日常の中で感じる幸せと混乱、慰労と懐かしさの感情を多彩に表現する予定だ。 キム・テヨン監督は「スジの鮮明さと透明さが『ジョンイン』のキャラクターに力を与えた」と絶賛した。

パク・ボゴムは意識不明から目覚めたジョンインの彼役のテジュに扮し「ワンダーランド」サービスの中で設計された人工知能「テジュ」の明るくて温かい姿をはじめ、意識不明から目覚めて全てが不慣れで混乱して縮こまった現実のテジュまで、一人の人物が持つ全く違う面貌を繊細に描き出す予定だ。 キム・テヨン監督は「すべての人を抱くことができる広い魂と非常に軟弱な魂、『テジュ』の両面性が映画によく表現された」と満足感を表した。

特に、スジとパク・ボゴムは過去の愛らしい恋人の姿を撮るために、撮影の合間にカップルのスタイリングについての議論や映画の中に登場する写真まで直接撮影したという。 キム・テヨン監督は「相手を配慮して尊重しながら場面を作っていく2人の俳優の呼吸がとても良かった」と褒め称えた。

切ない“恋人ケミ”を発散するスジとパク・ボゴムの出会いは6月5日に公開される「ワンダーランド」を通じて確認できる。