映画『アンダー・ユア・ベッド』が5月31日(金)より全国劇場にて公開。

原作は、「呪怨」「殺人鬼を飼う女」など数々の名作を世に送り出した大石圭の角川ホラー文庫処女作「アンダー・ユア・ベッド」。2019年には高良健吾主演で実写化され、今までにない役どころで注目を集め話題をかっさらった。そんな衝撃作が海を超え、韓国でついに再映画化されることになった。

メガホンをとった監督は『蟹工船』(09)や『うさぎドロップ』(11)、『砕け散るところを見せてあげる』(20)など日本でも評価の高いSABU。
孤独な人生を送る男・ジフン役には、「新米史官ク・ヘリョン」や「青い海の伝説」など様々なジャンルのドラマや映画で活躍中の期待の若手俳優イ・ジフン。ジフンが長い間一途に思い続ける女性・イェウン役には、期待の新人女優イ・ユヌを抜擢。夫から激しいDVを受ける難役を体当たりで演じる。さらに暴力を振るうイェウンの夫役を舞台や映画を中心に活躍する実力派俳優シン・スハンが演じ、SABU監督韓国デビュー作にふさわしい面々が勢揃いした。

この度、今でも忘れられないイェウン(イ・ユヌ)の匂いで彼女を見つけ出したジフン(イ・ジフン)は彼女の家を特定し、近くに店を構えたところ、偶然にも彼女が店に訪れ、再会。さらに彼女への異常な執着心が止まらない、歪な愛情が溢れ出す姿を収めた本編映像と場面写真が解禁!!

大学生時代から彼女一筋に思って卒業後、離ればなれになるも、町中で彼女と同じ匂いを感じたジフン。彼女を想うあまり彼女を探し出し、家を特定。同じ町に趣味の観賞魚店を構え、地下には彼女の学生の時の写真と監視している無数のテレビを設置。そんな観賞魚店に偶然にも彼女が来店し再会を果たした。突然のあまり驚きを隠せず、ジフンは突っ立ったまま。持っていた網の雫が彼の靴に滴っている。
イェウンとの接触を全く予想していなかったジフン。大学生時代に隠し撮りした彼女の写真が張り巡らされた部屋に戻り、日常のように彼女の監視を始める。再会したときには、学生の頃の香水の香りがする美しく輝いて彼女の姿は一切ないことに寂しさを感じたジフン。昔の“自分だけ”の彼女との思い出に浸るように、8mmフィルムカメラで盗撮した映像を壁に投影し、昔彼女が付けていたドルチエの香水を吹きかけ、全身で彼女に浸るジフンの姿が映し出されている。

ジフンの靴に滴る雫が湿っぽく、本作の空気感を象徴するような演出になっている。またジフンの彼女に対しての執着心が観るものが鳥肌が立つほどの映像となっており、ぜひ劇場でジフン目線で盗撮気分を体感して頂きたい。



映画『アンダー・ユア・ベッド』作品情報
原作:大石圭『アンダー・ユア・ベッド』(角川ホラー文庫/KADOKAWA刊)
監督・脚本:SABU 出演:イ・ジフン、イ・ユヌ、シン・スハン 配給:KADOKAWA
2023年/韓国/韓国語/99分/カラー/スタンダード/5.1ch/原題:アンダー・ユア・ベッド/字幕:北村裕美/R18+
5月31日(金)全国ロードショー