ニューヨークタイムズで、「世界の行くべき場所」に選ばれたことをうけ、

インバウンド対策です。

山口市で、観光客などに自転車を貸し出す事業が始まりました。

快適さを追求して、その自転車は電動です。

=yab記者=

「坂になってますね。この電動自転車なら疲れを感じずにスイスイ進むことが出来ます」

15日から始まった、電動アシスト自転車のシェア事業。

導入のきっかけとなったのはー

=山口市都市整備部・永富美香子さん=

「2024年行きたい場所にニューヨークタイムズ紙で紹介されたこともあり、

インバウンドの方が増える事も想定される中で、電動自転車を

新たな移動手段として取り入れるために導入いたしました」

ニューヨークタイムズの取り上げをきっかけに、海外の観光客の増加を見込む山口市。

導入された電動自転車の乗り心地を記者が体験しました。

目指すは山口駅から2キロほど離れた瑠璃光寺五重塔。

緩やかな上り坂が続きましたが…

=yab記者=

「瑠璃光寺の前の坂道も下から見たらかなり急な坂になってたんですけど

全然電動自転車なら疲れを感じずに走る事が出来ました」

=山口市都市整備部・永富美香子さん=

「外国人の方のインバウンドにも対応できるように(取り組みを)進めております。

みなさまの移動の幅が広がるように盛り上がっていけたらなと思います」

電動自転車は、山口駅や湯田温泉駅など、市街地の5カ所に

20台が設置されています。