歴史を学びながら仲間との交流を深めます。

県の新人職員が江戸時代の街道萩往還を歩きました。

今年で4回目となったこの研修。

県の新人職員164人に混じって村岡知事も参加しました。

研修は、幕末の志士たちが歩いた約53キロに及ぶ萩往還を体感することで、

心と体を鍛えるとともに歴史を学び、交流を深める狙いがあります。

職員たちは11のグループに分かれて、片道約5.8キロのコースを歩きます。

ガイド役である「萩往還語り部の会」の説明を受けながら萩往還の中でも

一番険しいとされている急な峠道を進んでいきました。

=職員=

「しんどいです…さすがに。こんなにきついと思わなかった」

職員たちは、息を切らしながらも最大の難所を登り切りました。

「久々にこんなに歩いて疲れました。

いろいろな歴史を見られたのでよかった」

「改めて郷土のことを知ることができたのでさらに故郷の愛を深めて

職務に頑張っていきたい」

=村岡知事=

「先人の志士たちの思いを感じてもらいながら

頑張っていこうという決意を強くしていく機会になればと思う」

折り返し地点の六軒茶屋跡では、それぞれが持参した弁当を広げ

同期との交流を深めていました。