今月11日、山口市の沖合で2人が乗った漁船が転覆し
1人が死亡した事故の続報です。
徳山海上保安部は、漁船に衝突し転覆させた兵庫県の貨物船を特定し、
業務上過失致死傷の疑いで捜査しています。
船首部分が大きく損傷した、底引き網漁船「大漁丸」。
今月11日、山口市秋穂の沖合で転覆し、乗組員1人が死亡しました。
大漁丸の船長は、「ほかの船舶と衝突した」と話していて、
徳山海上保安部が衝突した船舶の行方を探していました。
徳山海上保安部は17日、大漁丸と衝突した船が、
兵庫県姫路市の貨物船「第十八天神丸」だと特定したということです。
第十八天神丸の総トン数は508トン。
4.8トンの大漁丸の100倍以上です。
事故当時の波の高さは0.5メートル視界は良好だったということです。
徳山海上保安部は、業務上過失致死傷の疑いで、
衝突した原因などを捜査しています。