若い運転士の確保が業界全体の課題です。

バスの運転士の採用につなげようと、宇部市で運転体験会が開かれました。

体験会は、宇部市交通局が毎年開いているもので、現役の運転士の指導のもと、

4人が運転を体験しました。

=宇部市交通局・村上正和次長=

「全国的にバスの運転士不足という状況がある中でぜひ若い方に

バスの運転士として地域貢献していただければということでございます」

県内のバス運転士の3人に1人が61歳以上で、35歳以下はわずか3パーセント。

若い運転士の確保は業界が抱える大きな課題です。

そんな中、体験会に参加した米屋翔太さんは、防府市の専門学校に通う19歳。

卒業後はバス会社に就職し、運転士を目指す予定です。

体験会に参加するのは2回目ということで、慣れた様子でしたが…

「楽しかったです。普段運転できないバスを運転できるのは楽しい

いい機会だと思いますねきょうはちょっと失敗しました」

宇部市交通局では昨年度、この体験会に参加した6人を採用していて、

人材確保に繋がっているということです。