【世宗聯合ニュース】韓国関税庁が21日公表した資料によると、2月の即席麺の輸出額は9300万ドル(約140億円)で前年同月比31.5%増加した。昨年11月(9100万ドル)を抜いて単月ベースで過去最高を記録した。

 2月の即席麺の輸出量は2万3000トンで、前年同月比20.0%増加した。

 先月の輸出先は100カ国・地域近くに上った。米国への輸出額が1984万ドルで最も多く、中国(1520万ドル)、オランダ(604万ドル)、日本(552万ドル)と続いた。

 即席麺の年間輸出額は2023年(9億5200万ドル)まで9年連続で過去最高を更新し、今年に入ってからも好調が続く。この勢いなら今年も最高記録を塗り替え、初めて10億ドルを達成できるとの期待もかかる。

 輸出増加の背景として、韓国カルチャーの人気に伴う韓国の食に対する関心の高まりが挙げられる。