【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は4日、報道官論評を出し、パレスチナ・ガザ地区で人道支援活動を行っていた支援団体の関係者が攻撃され、死傷者が出たことに対して「イスラエル側がこの事件について迅速かつ徹底的に調査することを求める」として深い懸念を示した。また犠牲者と遺族に哀悼の意を表し、負傷者の早期の回復を祈ると伝えた。

 政府は、支援団体の関係者を含む多数の民間人が攻撃を受け、犠牲になっていることを強く懸念し、全ての紛争当事者に対し国際人道法を含む国際法を順守するよう重ねて促すと強調した。

 ガザ地区中部のデールバラハで今月1日(現地時間)、人道支援のため食料を運んでいた支援団体ワールド・セントラル・キッチン(WCK)の車両がイスラエル軍の空爆を受け、7人が死亡した。

 国際社会の批判が集まると、イスラエルは誤爆によるミスと認める異例の声明を出した。