ものまねタレントのキンタロー。(42)が所属事務所・松竹芸能を31日で退所することが25日、分かった。同社公式サイトで発表された。

 公式サイトでは「弊社所属芸人キンタロー。は、2024年3月31日をもって退所致します」と報告。「キンタロー。本人より個人で活動していきたいという意向を受け、本人の意思を尊重し、この度、専属マネジメント契約を終了することとなりました」と退所にいたる経緯を説明した。

 キンタロー。は2011年に同社のタレントスクールに入学。12年に30歳でピン芸人としてデビューすると、すぐに前田敦子のモノマネでブレークを果たした。

 同日、キンタロー。が「皆様へ 御報告があります」と題して自身のXに投稿した動画では、前田のモノマネをしながら「私は29歳の時に芸能事務所のオーディションを受けました。そのオーディションを受けることは私にとって人生で初めての大きな決断でした。今日は、皆さんの前で2回目の大きな決断をさせてください!私、キンタロー。は松竹芸能を卒業します!」と報告。最後は「独立フライングゲット!」と“らしさ全開”で結んだ。

 また、続く投稿では文書を掲載。松竹芸能への感謝とこれからの胸の内を語った。全文は以下の通り。

  ◇  ◇

皆様へ

この度、私キンタロー。およそ12年間在籍して参りました松竹芸能を3月末を持ちまして円満に卒業する事となりました。これからは独立して頑張っていく所存でございます。

夢を諦めきれない当時29歳のアラサー キンタロー。をオーディションでスクール特待生として松竹芸能が迎え入れて下さいました所から授業料全額免除の特待生ならば間違いなく才能をみてくれてるんだ!と勇気を自信をいただき、オーディションを受けてはみたものの弱腰になりかけていた私の心はそれがキッカケで東京へ行く決心がつき、私の上京物語がスタート致しました。

ですが当時は不安もいっぱいでした。卒業に際して正直な所再びまたあの頃の様に不安でいっぱいなのですがそんな私の背中を押してくださいました松竹芸能に感謝の気持ちを胸にいだきつつ初心忘れるべからず新たな道を進んで行きたいと思います。

皆様これからも変わらずキンタロー。を日々精進して参りますので応援していただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

3月末日
キンタロー。

(よろず〜ニュース編集部)