【SHOWA GARAGE】百花繚乱なジムニーの多様性にも様々な仕様で対応するのがSG流！

2024/05/15 03:56

オン・オフのオールラウンド性能の高さでジムニーの楽しみは無限大！

ジムニーにおける様々なパーツとアイテムを開発しているショウワガレージ。今イチオシの最新デモカーは、1インチアップ仕様のJB64と、3インチアップ仕様のJB74シエラだ。

まずJB64は、乗用車からの乗替え組やジムニー初心者でも親しみやすい1インチアップのサスを装着。このサスペンションに装着されているダンパーはエナペタル製だが、中身はショウワガレージのオリジナルセッティング。普段乗りからスポーツ走行までをかなり高いレベルで実現する。さらに好評発売中のパワードECUも注目だ。ジムニーを劇的に軽快に走行させることができる画期的なアイテムで、パワーやトルクがアップすることで燃費も向上し、良いことずくめ。スタイリッシュでスポーティなスタイルを演出するエクステリアとも相まって、ジムニーの印象をさらに一新している。　

もう1台のJB74は、オフロードイメージを強調した3インチアップを装着。アウトドアでのアクティビティを快適に過ごすためのカスタムを施し、ルーフラックにサイドオーニング、さらにリアラダーやバータイプのサイドステップ、15インチのR8ホイールなど、スタイリッシュかつ、OFFイメージを強調した仕様だ。本来ジムニーはOFFイメージの強いクルマだが、今やレジャービークル的な用途やオシャレストリートカスタムのベース車など、ユーザーのニーズは多様化している。それら全てに真摯に応えているのがショウワガレージなのだ。

■SHOWA GARAGE Street Style ジムニーJB64

今回のJB64ストリートスタイル仕様の印象を効果的に高めてくれるのがオリジナルホイールのSR432だ。ジムニーであまり見ない細めのスポーク形状と、リム部分まで伸びたスポークが16インチに見えないスタイルを演出できる。また1インチアップながら、要所にショウワガレージのエクステリアを奢ることで、かなり存在感のあるスタイルを構築。エナペタルダンパーを入れて、走りのレベルも相当高い。スポーティかつしなやかで、上質な乗り味を実現する。

L-RTM製法という特殊な製法を用いたかなり高い精度によって製作されたカーボンボンネット。ハンドリングが軽快になるほどの軽量化を果たしている。また見た目のアクセントにも効果的！均一に構成されたクロス状のカーボンはレーシーで、圧巻の造形美すら感じる逸品なのだ。

室内の収納が少ないジムニーに、アームレストと収納という便利なツールを装備。トップ部分にいくつかバリエーションを用意しており、インテリアのコーディネート幅も広がる。今回装着しているのは最もスタンダードなブラックレザー調。

■SHOWA GARAGE Outdoor Style シエラJB74

オリジナルのA-xルーフラック＆A-xサイドオーニング、さらに丸めて収納可能なラゲッジマットなどのアウトドアアクティビティに活用できる数多くのアイテムを装備しているJB74。同社スタッフの中にアウトドアに精通したエキスパートがいることで、本当に必要なアイテムの提供が秀逸なのだ。

NEWアイテムのサイドガーニッシュを装着することでサイドステップの取付が可能になる。

純正オーバーフェンダーのラインに対し、絶妙なフィッティングのオリジナルリアバンパーに、LEDテールランプをコンビ。流れるタイプのウインカーが美しく、灯火類の視認性向上としても◎。ショウワガレージデモカーのリヤビューをスタイリッシュに演出してくれる。

■ジムニーに新提案のミラーカバー！

新たに登場したドアミラーカバーは、当たる光で不規則に反射して見た目の雰囲気が変わるこれまでにないオシャレパーツ。同社の流れるLEDウインカーとの組み合わせは、まさにショウワガレージオリジナルスタイル！他にないアイテムでもあり、目立ち度は抜群だ。一見するとブラックとグレーの間に見えるのだが、光の反射で輝いて見えるため、金属的な重厚感もある。これがボルトオン装着の樹脂パーツとは思えない質感をアピールしてくれるのだ。

■660㏄が激変するECUチューンはオーナーならやらない選択肢はない

パワードECU

現行ジムニーは、お世辞にもキビキビ走るクルマではない。メーカー自主規制の64馬力規制がかなり強く、R06Aエンジン本来の出力を発揮できていないからだ。しかも採用される新方式のECUは、内部書き換えがなかなかできず、どこのメーカーも大幅パワーアップができていない状態だった。しかし、昨年ようやく詳細解析が完了し、ショウワガレージでオリジナルデータの書き換えサービスを開始。タイプはレギュラー仕様とハイオク仕様で、レギュラー仕様はピーク出力が約10PSアップ、トルクは約１.5㎏f・ｍアップ。さらにハイオク仕様はピーク出力が約20PSアップ、トルクが約2㎏f・ｍアップとスペックは高い。また、ほぼ全域で純正を超えるが性能曲線は純正を踏襲するようにセットアップされることで扱いやすく、誰でも体感できる出力特性となる。さらに高効率化された燃焼によって燃費もかなり上がるとか。ぜひ試したいカスタムだ！

エンジンの健康状態、安定出力特性を向上させるために、吸入温度や、圧力損失、油温、油圧というのは、気を使うべき項目だ。ショウワガレージでは、パワードECUの導入にあわせて、オイルクーラーとインテークパイプの同時装着も推奨。安定した出力とさらなるレスポンス向上、チラリと覗くレーシーなルックスにも貢献。

今回JB64用として、レギュラー仕様とハイオク仕様の2種類が発売。レギュラー仕様は「基本的なレスポンスを向上して “乗りやすい”JB64へと変貌させる」とショウワガレージはいうが、グラフデータを確認すると、ちゃんと約10馬力アップ。一方のハイオク仕様はハッキリ言って別物。シートに押し付けるトルク感や加速感など、もはやジムニーではないと言っても過言ではない。燃費も上がるのでかなりオススメだ。また、ターボエンジンではないK15B型を搭載したシエラ用モデルも存在している。こちらも大いにスペックアップに期待できる仕様となる。