青森・八戸西高校出身で日本ハムの福島蓮投手が17日のソフトバンク戦で初めて1軍戦のマウンドに立ちました。

支配下登録からわずか1カ月でいきなりの先発起用。いつもよりも緊張したという福島ですが、先頭のソフトバンク周東をフォークで空振り三振にすると、続く2番今宮をファーストライナーで打ち取り2アウトとします。

しかし、その後2塁1塁のピンチを背負うと連打を浴びて、この回2点を失います。

2回は先頭のウォーカーを150キロのストレートで、さらに甲斐にも内角のストレートで2者連続三振。この回を3者凡退、無失点に抑えます。

その後、同点で迎えた3回、2アウト3塁のピンチで対するバッターは4番・山川。ここも150キロのストレートで三振に。

「1回以外はストレートを捉えられた感じがしなかった」と話す福島。1軍初登板は5回を投げて被安打4の2失点5奪三振と、勝ち負けはつきませんでしたが、ゲームをしっかりと作ってマウンドを降りました。

新庄監督も「次に期待が持てる投球をしてくれた」と話しています。