【MLB】カブス8−1ドジャース(4月7日・日本時間8日/シカゴ)

 ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場。注目を集めたカブス・今永昇太選手との初対決は2打数無安打に終わったが第3打席で今季初の三塁打を記録するなど4打数2安打1打点。チームはカブスを相手に大敗を喫した。

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 1年前、WBC決勝のアメリカ戦でともに侍ジャパンのユニフォームを着た今永とのプロ初対決。初回の第1打席は今永のストレートに大谷もフルスイングで応え、結果は空振り三振。

 3回2死で迎えた第2打席も今永の高めのストレートに差し込まれてサードへのファウルフライ。

 2打席凡退のまま、ファンも注目する第3打席に備えたがこの日はあいにくの悪天候。強風に加えて雨足が徐々に強くなり、グラウンドキーパーたちの懸命の整備もむなしく4回裏1死二、三塁、カブスの攻撃中に雨天中断。

 中断中にはSNSを中心にファンから「今永好投してるから何とか試合成立してくれ」「カブスは早く阪神園芸を呼ぶべき」といった声も多く見られた。

 その後、2時間50分の中断を経て試合が再開。今永はここで降板となり、4回43球を投げて被安打2、奪三振3、無失点の好投もデビュー2連勝とはならなかった。

 一方の大谷翔平は中断明けの6回に回ってきた第3打席でバット一閃。鋭い打球が右中間を襲い、カブスのライト鈴木誠也外野手がボールを逸らす隙をついて三塁を陥れ、今季自身初となる三塁打をマークした。

 さらに8回表の第4打席はセンターオーバーの痛烈な打球を放って二塁打&打点1を記録した。

 しかしこの日のドジャースは投手陣が大崩れ。雨天によるコンディションも影響したのか先発のストーンが3回5失点、リリーフ陣もカブス打線につかまり、大量8失点。打線も大谷の二塁打による1点のみと雨天による長い中断も相まって、疲労感の残る敗戦となってしまった。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)