昨年4月に激闘を繰り広げた芦澤竜誠と皇治が「監督同士」でふたたび相まみえることが決定した。

【映像】芦澤竜誠、皇治に「俺に負けた時点で死んでんだよ」

 その舞台は「格闘代理戦争−THE MAX−」。格闘技界の次世代のスターを生み出すという目的のもと、第一線で活躍する格闘家が監督となり、各自若手ファイターを推薦して戦わせる格闘ドキュメンタリー。6作目となる今作では、青木真也、秋山成勲、岡見勇信&中村倫也、平本蓮、クレベル・コイケ、イゴール・タナベら豪華メンバーが監督として参加している上に、優勝者には7月の「超RIZIN3」への出場権が与えられる。

 今回、その「監督」として白羽の矢が立ったのが、2023年4月に「RIZIN.41」にて対決した芦澤竜誠と皇治(結果は芦澤が判定勝利)。直接対決を挟んでも、いまだ舌戦を繰り広げている因縁の仲ということもあり、演出のマッコイ斎藤氏は、番組共演もしていて仲の良い芦澤の元に向かい、参戦を促す。

 トレーニング中だった芦澤は、マッコイの姿を見るなり「お前(ABEMA)見たぞ。勝手に嘘ついて俺と皇治とやらせようとしてんじゃねーぞコノヤロー。そんなに格闘代理戦争盛り上がってねーの?」とお怒りモード。

 それでも「(皇治が)俺にキックボクシングで負けた時点で死んでんだよ。なのに去年の大晦日、三浦孝太とかいうファイターでもないような奴に『ウォー』なんて勝って喜びやがって」と、段々とスイッチが入っていく。

「逃げんのか?やれんのかお前」と、マッコイもおなじみの煽りスイッチが入り、芦澤も「さっさと連れてこい、ビビって出てこれないんだろ?」とやりあった後、「俺の周りイケイケな奴多いから、(2週間後に迫っているとはいえ)出るやつは出るだろ」と、マッコイに愛知県に向かうことを命じる。

 そして後日、スタッフが向かった先には、「脇田仁」と名乗る格闘家が待っていた。MMA歴は3年で、DEEP初出場の際は一本勝ち。当日も試合があり、見事1R1分15秒でKO勝利。「今日の試合を負けたら推薦しない」という芦澤からの条件もあったが、余裕のクリア。

「本物の喧嘩をABEMAで見せてやっから」と、試合後監督譲りの気合の入った意気込みを見せた脇田が、急遽参戦の格闘代理戦争でどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか期待したい。