【MLB】レッドソックス2-0ガーディアンズ(4月17日・日本時間18日/ボストン)

【映像】世界最強レベルの“魔球”が曲がる瞬間

4月17日(日本時間18日)に米・マサチューセッツ州ボストンのフェンウェイ・パークで行われたボストン・レッドソックス対クリーブランド・ガーディアンズの一戦で、“レッドソックスのブーメラン男”こと、タナー・ハウクが披露した“魔球でしかないスライダー”が、野球ファンの間で注目を集めている。

この試合、レッドソックスの先発マウンドに上ったのは、武器とするスライダーが“ブーメラン”に例えられることでも知られるハウク。そのハウクは、スライダーを効果的に見せつつ、スプリットやシンカーで凡退を誘うという巧みなピッチングで9回を投げきり、無失点・9奪三振という完璧な内容でチームを勝利に導くことに。とりわけ0-0の同点で迎えた3回表のマウンドでは、まず、この回先頭の7番ガブリエル・アーライアズを内と外のシンカー2球で早々に追い込み、最後は外角スレスレのところでボールゾーンへと魔法のように曲がるキレ味抜群のスライダーで空振り三振に。また、1死後に迎えた9番ブライアン・ロチオは、スイッチの左打席で入ったものの、初球にほぼ真ん中のシンカーを見せてカウント-1とすると、2球目、3球目と、外から美しく弧を描くように真ん中低めへと入るスライダーを続け、見事、空振り三振に打ち取ることとなった。

日本でもスライダーを武器とする投手は少なくないものの、メジャー屈指のスライダー投手として知られるハウクが披露したこの“魔球でしかないスライダー”に、日本のプロ野球ファンも大注目。ネット上の野球ファンからは「これは気持ちいいスライダーやなぁ」「いや、素朴に曲がりすぎやろwww」「これは本当にスライダーなん?違う球じゃねえの?」「もうここまでくると芸術品やと思うわ」「これぐらいコースの出し入れできるとほぼ無双状態やなw」「ここまでのスライダーはそう見れるもんじゃない」「ホントにブーメランみたいな軌道で草w」といった様々な反響が巻き起こっている。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)