【WWE】SMACKDOWN(4月19日・日本時間20日/ペンシルバニア)

 リングポストを飛び越え場外へノータッチダイブする跳躍力に観客から「超すげえ」のチャントが発生。余りにも無謀なロケット弾のような攻撃に驚きの声が殺到するひと幕があった。

【映像】リングポスト越え“驚異的”場外ダイブの瞬間

 WWE『SMACKDOWN』で、新タッグ王者となったオースティン・セオリー&グレイソン・ウォーラー組への挑戦者を決めるフェイタル4Way戦が行われたが、試合後半に飛び出した“ニュー・キャッチ・リパブリック”ピート・ダン&タイラー・ベイトと、“ストリート・プロフィッツ”モンテス・フォードの“ど派手な危険ダイブ3連弾”が大きなインパクトを残した。

 4Way戦はモンテス&アンジェロ・ドーキンス組、ピート&タイラー組に加え“LDF”エンジェル&ベルト組、“オーサーズ・オブ・ペイン”アカム&レーザー組の4チームで争われた。

 序盤はパワー系コンビ、アカム&レーザーが試合を席巻したが、いぶし銀の関節技だけじゃない“飛べる”ヘビー級、ピート&タイラーが先日のラダー戦で約4.5メートルの高さから見せた禁じ手を解禁する。

 セカンドロープに乗った2人はピッタリ息を合わせ場外のエンジェル&ベルトをムーンサルトで駆逐。さらに2人のムーンサルトの上をモンテスがロケット花火のような『トペ・コンヒーロー』を炸裂させアカム&レーザーをまとめて一蹴してみせると会場は「Holy shit!」のコールで埋め尽くされた。

 ピート&タイラーの凄いダイブ以上に、ノータッチでコーナーポストを飛び越えるモンテスの恐るべき跳躍力にファンは騒然。「大サーカス」「モンテスロープ使ってなかったよな?」「花火かよ」「なんちゅう身体能力だ」「無茶しよる」など驚きの声が殺到した。

 この試合最大となるハイライトの主役となったモンテスは、その後も異常な高さのスプラッシュでエンジェルのフォールを阻止したりと大活躍。試合でも“ストリート・プロフィッツ”が合体技『レベレーション』を決めて勝利を収め次のタッグ王座挑戦権を手に入れた。

(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)