【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 0−1 京都サンガF.C.（4月27日／ノエビアスタジアム神戸）

【映像】ややこしすぎる判定にスタジアム騒然の瞬間

　ファンの心理は一喜一憂し振り回されてしまったに違いない。ヴィッセル神戸の元日本代表FW大迫勇也がロングスローからゴールもオフサイドで取り消しに。さらにそのオフサイドも取り消され、京都MF松田天馬のハンドでPKとなった。これにはファンも「複雑だけど正しいジャッジぽいな」「ややこしすぎる……」としっくりこない反応を見せた

　注目のシーンはゴールレスで迎えた45＋4分だった。攻める神戸はDF初瀬亮が左サイドからロングスローを送り込むと、MF宮代大聖と京都MF松田天馬と競り合い、こぼれ球を最後は大迫勇也が左足で決めた。見事に先制ゴールかと思われたが、これがVARの結果オフサイドの判定となり取り消しに。さらにVARチェックの結果、今度はオフサイドの前に競り合った京都MF松田の手に当たったとしてハンドの判定。最終的には神戸がPKを得る結果となり、二転三転する判定にスタジアムは騒然となった。

　しかし、このPKのチャンスを大迫勇也が外し得点ならず。逆に京都は最悪の流れで迎えたPKだったが、守護神ク・ソンユンのスーパーセーブで嫌な流れを断ち切ることに成功した。

　この判定にファンは「結構厄介な事象だと思う」「正しい判定をするという意味では仕方なかったと思った」「現場の判定が実は正しかったのでは」「ハンドって事はそもそもオフサイドなかったんじゃないの？」「今の事象の判定は難しすぎる」「神戸と京都の判定意味わからん」「ややこしすぎる……」「複雑だけど正しいジャッジぽいな」「東大入試よりむずくて草」と複雑な事象にしっくりこない旨のコメントが散見された。

　その後試合は55分、京都がCKのチャンスからFW原大智が見事なダイビングヘッドを突き刺してチーム5試合ぶりとなるゴールで先制。最終的にこれが決勝点となり、アウェイの京都が勝利を飾った。
（ABEMA de DAZN／明治安田J1リーグ）