<大相撲五月場所>◇中日◇19日◇東京・両国国技館

 体重差およそ147キロ。巨漢力士を、軽量級力士が撃破した。序二段七十三枚目・若狹(出羽海)が、序二段七十四枚目・謙豊(時津風)を寄り切りで下し、視聴者は「若狹、すごくね?」「体格差!」「すげっ!」などと声をあげた。

【映像】軽量級力士が“超巨漢”を力でねじ伏せる瞬間

 身長175.9センチ、体重228キロという超巨漢力士の謙豊。平成元年生まれで現在35歳のベテランだ。一方、若狹は身長173センチ、体重81.1キロという軽量級力士。現在20歳の若手で、初土俵は令和四年三月場所に踏んだ。

 立ち合いから若狹は低く体を構え、相手の中へと入っていき、じりじりと圧力をかけて、最後は寄り切った。軽量級力士が超巨漢力士を力でねじ伏せた一番に館内には拍手が響き、コメント欄には「わかさつえええ」「おお」といった驚きの声が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)