『ななにー 地下ABEMA』では、おっさんレンタルのサービスの内容が明かされ、その時給に驚きの声が上がった。

【映像】実際に「おっさんレンタル」を利用する女性たち

 ABEMAにて4月14日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#21では、「あなたは借りますか? 今すぐ借りられる人間レンタル大集合」と題した企画が展開。お金で人をレンタルし、自分でやるべきことなどを代わりにやってもらうサービスの実態に迫った。

 番組には、中年男性を借りられることができるサービスを作った西本貴信さんが登場。西本さんが代表を務めるおっさんレンタルサービスはネット上の登録者リストから好きなおっさんを選び、注文。12年前に1人で開始したが、登録者はみるみる増え、合計88名が登録しているそうだ。自分自身も貸し出していて、依頼者は30代〜50代の女性が多いという。

 依頼者の目的は「パーソナルトレーナーの練習台」「SNS用のプロフィール写真の撮影」など、多岐にわたるという。レンタル料は「時給1000円」で別途交通費が必要となる。

 進行役のEXITの兼近大樹が値段について「安すぎますけどね」とコメントすると、みちょぱは「ランクによって値段が変わるんですか?」と質問。西本さんは「全員一律1000円です」と答えた。

 香取慎吾も価格設定に疑問だったようで「安すぎないですか? だって、友達に“1時間写真を撮り続けて”ってないでしょう」とコメント。稲垣吾郎も「安いよね」と同調し、一方、草なぎ剛は「だからお客さんがくるんじゃない?」と意見した。

 運営者の西本さんはレンタルで発生する金額は一切貰っていないようで、おっさんたちから登録料「月1万円」を頂いているとのこと。稲垣が「依頼者からお金を取らないの?」と不思議がっても、西本さんは「取らないです」と強調していた。

 その上で、兼近が「おっさんたちの目的はお金目的?」と聞くと、西本さんは「志望動機を聞くと『人に『ありがとうと言ってほしい』と。会社とかで、そういうことを言われないので、承認欲求というか。最初立ち上げた時はスーパーマンのイメージだったんです。仕事で地位も名誉もないおっさんが、レンタルで人の役に立つ感じ」と明かしていた。

(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)