14歳で出産した22歳の女性が、学校と育児との両立についての苦悩を振り返り、「修学旅行の合間に搾乳」などという驚きのエピソードを告白した。

【動画】14歳で出産した当時の姿(複数カットあり)

 『愛のハイエナ2』は、 “愛”をテーマに人間の『欲望』をあぶり出し、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく遠慮を知らないドキュメントバラエティ。ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)がMCを務め、さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)がレギュラー出演。この日のゲストには高山一実と藤崎奈々子が登場した。

 2006年、ドラマになり話題となった『14歳の母』。当時、性交同意年齢は13歳。中学生で妊娠、出産するケースもあり、当時の14歳以下で出生数は41人。ドラマではさまざまな葛藤が描かれていたが、実際の14歳の母はその後どんな人生を送っているのか調査した。リポーターとして加護亜依が登場した。

 お話を聞かせてくれたのは、三浦星さん(以下、あかりさん)。出産したのは2015年で現在は22歳だという。ブラウンのロングヘアをゆるく巻いた髪型、襟元にフリルがついた白のブラウス、黒の超ミニスカート姿でスタイル抜群のあかりさん。小顔で小麦色の肌のあかりさんは、しっかりメイクはしているが表情にはまだ少し幼さが残っていた。

 妊娠がわかったときは「ビックリはしたけど、嬉しい気持ちしかなかった」という。加護から「不安がなかったのか」と質問されると「子供すぎてなにもわかってなかった。もう産んでやる、みたいな」と明かした。

 両親に伝えたときには反対されたが押し切るしかなかったという。あかりさんの出産の意思が強いことが伝わると、みんなで支えていこうという体制に変わっていき、両親の協力もあり、中学3年の4月に無事、女の子を出産した。

 大変だったのは学校と育児の両立だった。特に印象に残っているのが、生後1カ月の5月に行われた修学旅行。「母乳もどんどん湧いて、保健室の先生が常についてくれていて、合間に搾乳して」と当時の思い出を振り返った。

 子供の父親だったのは、隣の学校の1歳年上の男性だったという。あかりさんが16歳で結婚できる年齢になったとしても相手はまだ結婚できる年齢ではなく、そこに至るまでに破局してしまったそうだ。現在は家賃25万円のタワーマンションに住んでいるあかりさんだが、いったいなんの仕事をしているのか、注目が集まった。