アフガニスタン北部で10日に発生した豪雨で、これまでに300人以上が死亡しました。

【映像】洪水の被害にあったアフガニスタンの様子

 11日に撮影された映像では、洪水の被害にあった住宅が破壊され、あたり一面、茶色く濁った水に浸かっているのが確認できます。

 アフガニスタン北部のバグラン州で9〜10日にかけて大雨が降り、洪水が発生しました。現地の当局は12日、これまでに少なくとも315人が死亡し、1600人が負傷したと発表しました。2600軒の住宅が破壊されています。行方が分からない人が多いことから、死者数はさらに増えると指摘されています。

 国連のWFP(=世界食糧計画)は最も被害の大きかったバグラン州だけで300人以上が死亡し、1000軒の住宅が破壊されたと明らかにし、被害が出た地域で食料を配るなど支援活動にあたっています。(ANNニュース)