音無茶の発展願う 和歌山・田辺の本宮大社で新茶祭
大社裏手にある茶畑(広さ約10アール)で、赤いたすき姿の巫女と大社敬神婦人会役員、熊野本宮語り部の会のメンバーのほか、本宮小学校と三里小学校の3、4年生計25人が参加し、新芽を摘み取った。本殿前では関係者が参列して神事を執り行った。
本宮小3年の玉置丈陽君(8)は「茶摘みは結構大変だけど、良い匂いがして楽しい」と笑顔。生産者の倉谷夏美さん(28)は今月下旬から茶摘みを始める予定といい「今のところ遅霜が来ていないので、良いお茶が作れそう」と話した。